遅咲きかもしれない。

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​でも、私にしか咲かせられない花が、ここにある。

奈良・吉野の自然に囲まれ、音楽に夢中だった少女時代。

母になり、たくさんの迷いと葛藤の中で、気づけば夢から遠ざかっていた日々。

それでも、家族と、命と向き合って生きてきたその時間が
今の私の土台”になっています。

岡山に来て、家族と向き合う時間が増えたからこそ見つけた「カメラ」という宝物。

小さな文鳥のぬくもりや、庭に咲く花の美しさを写しながら、気づいたんです。

「ああ、私は、大切なものを“カタチ”に残していきたいんだ。」

私が子育てをしていたあの頃、「こんな写真を撮ってほしかった」

「もっと残しておけばよかった」

そんな想いが、今の私を動かしています。

だから、小さな手を握るパパやママの、「いまこの瞬間」を、未来に届けたい。

でもそれだけじゃ終わらない。

子どもが大きくなっても、家族には、まだまだたくさんのしあわせの時間が

待っている。

誕生日、入学、卒業、成人の日、結婚、そしてまた新しい家族の誕生。

家族の物語は、これからも続いていく。

私は、そのすべての瞬間にそっと寄り添う存在でありたい。

あなたが「家族っていいな」って、未来の自分と、また笑い合えるように。

“いま”を、未来の宝物に。

それが、私がカメラを持つ理由です。

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​最後までお読みいただきありがとうございます。